ハイパー児童館ぷれいす(準備中)

「あるがまま」に「あたりまえ」でいられる居場所づくりをめざして

ここに至る道筋

私は、現在都立の特別支援学校で寄宿舎指導員という職に就いています。

都立の特別支援学校(盲学校・ろう学校・特別支援学校・複数障害種併置校学園)は50ちょっとあるんですが、その中の5校(盲学校4校、肢病併置学園1校)に寄宿舎が設置されています。家庭からの通学が難しい児童生徒の登校保証をするための施設です。家庭と密に連携を取りながらお子さんをお預かりしています。島しょ生を除き、週末や祝日、長期休業は自宅に帰しています。

その寄宿舎で、生活の中で起こる様々なことに対して指導と助言などを行うのが寄宿舎指導員です。以前は寮母と呼ばれていました。同性介助の推進による人権の擁護の観点から男性の採用が増え、当初は男性寮母と呼ばれていましたが、雇用機会均等法の流れで寄宿舎指導員という名称となりました。

さて、その寄宿舎ですが、私が寄宿舎指導員に採用された時は11ありました。
都が、「通学に困ってる子ってそんなにいないよね?」といって教育的な意義を求めて入舎することを対象から外した上で、「対象者少ないから減らしていいよね」と言って削減したんです。
まあ、その是非や詳細を書くと逸れていくので割愛しますが、いろいろ声も上がったし、懸念も出たんです。
特に議論となったのは、実際に削減される寄宿舎を現に利用している子どもが、舎なき後どこでどうケアされるのかという問題。
結局、自治体の現有のサービスや福祉対応で丸々代われるものはないということになりました。
それでいいのかと。みんなが思いましたし、私個人としても思いました。

私はその思いが強く弾けすぎまして、これだけ意義のある寄宿舎、なくなるなら作ってしまおう!とまで発想がぶっ飛んでしまったんです。

ただ、落ち着くと寄宿舎そのものは作るのが大変だし、インクルーシブが叫ばれる世の中、特定の学校(つまりは特定の障害種)に限った場を作ることでそれに応えられるのかとも思うようになったわけです。

そこで、さらに落ち着いた末、たどり着いたのが…

誰もが「あるがままで、あたりまえに」笑顔で居られる地域の居場所。名付けて、

「ハイパー児童館ぷれいす」

なんです。